製造業の設備保全エンジニアとして、同じ会社に20年間勤め続けた私が、40代で初めて「転職」を真剣に考えました。

長年働いてきた職場を離れることへの不安はありました。でもあるとき、「このまま定年まで働き続けることが本当に正解なのか?」という疑問が頭から離れなくなりました。

この記事では、私が転職を考えたきっかけを7つの実体験として正直に書きました。同じような悩みを抱えている方の参考になれば嬉しいです。

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1. 勤続20年の将来不安――残り25年、働き続けられるか

40代で転職を考えた最初のきっかけは、「このまま同じ会社で定年まで働けるのか」という漠然とした不安でした。

勤続20年。残りの働く期間もざっと25年あります。「定年まで安泰」と思えれば悩まないのですが、会社の業績変動や組織再編を目の当たりにしてきた経験が、その確信を持てなくさせていました。

「もし会社が傾いたとき、自分に市場価値があるか?」と自問したとき、正直、自信が持てませんでした。

2. 自動車業界の100年に一度の変革――仕事が減るかもしれない

私が保全を担当していた工場は、自動車部品の製造拠点でした。EV(電気自動車)シフトの波は、部品点数の大幅削減を意味します。

内燃機関(エンジン)関連の部品が不要になれば、その製造ラインを保全する仕事も必要なくなる。業界全体が縮小する前に、自分の選択肢を広げておく必要があると思い始めました。

3. 事務仕事が増えてスキルが磨けない

年齢を重ねるにつれて、現場でのハンズオン(直接手を動かす)作業よりも、報告書作成・会議・管理業務が増えてきました。

設備保全のスキルは「現場で実際にやってこそ」磨かれるものです。机の前に座る時間が増えるほど、技術者としての実力が停滞していく感覚がありました。「このまま10年後、自分はどんな技術者になっているのか?」という問いに、答えが見えませんでした。

4. 人生は一度きり――後悔したくない

40代という年齢は、「折り返し地点」を過ぎた感覚があります。残りの人生をどう使うか、真剣に考えるようになりました。

「やりたいことをやらずに定年を迎えたとき、後悔しないか?」という問いが頭の中でぐるぐると回り始めました。現状維持も一つの選択ですが、それが「積極的な選択」ではなく「惰性」になっていないか、自分を見つめ直したのです。

5. 転職活動にはリスクがない

転職には「リスクがある」とずっと思っていました。でもあるとき気づいたのです。「転職活動にはリスクがない」と。

求人を調べて、エージェントに相談して、応募してみる――これらはすべて無料でできます。内定をもらっても「やっぱり辞退する」という選択もできる。実際に転職を決断するのは、自分が納得できる条件の会社が見つかってからでいい。

「まず動いてみることにリスクはない」と気づいたことで、転職活動を現実的に考え始めました。

6. 自分の年収の相場を確認したかった

同じ設備保全エンジニアとして20年働いていても、「自分の年収が業界平均と比べて高いのか低いのか」を知る機会がありませんでした。

転職活動を始めて求人票を見て驚きました。同じような経験・スキルレベルでも、会社によって年収に大きな差があったのです。転職エージェントに相談することで、自分の市場価値を客観的に把握できたことは大きな収穫でした。

7. 急な出勤・長時間残業を減らしたかった

設備保全の仕事は、機械が止まれば深夜でも呼び出されます。休日の急な出勤も珍しくありませんでした。家族との時間が削られていることに、じわじわと疲弊していました。

「もう少し予測可能な働き方ができる職場に移りたい」という気持ちが、転職を考えるきっかけの一つになりました。

まとめ:転職を考えることは「現状を見つめ直すこと」

40代で転職を考えた理由は、決してネガティブなものだけではありませんでした。現状を正直に見つめたとき、「このままでいいのか?」という問いに向き合った結果です。

転職活動自体はリスクゼロで始められます。まずは自分の市場価値を知ることから始めてみるのが第一歩です。

転職のリスクと対策、自己PRの書き方についてはこちらも参考にしてください。

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kenta
転職活動5回経験済み。失敗もしたけど、諦めずに動き続けた結果、理想のキャリアを掴めました。「転職は怖くない」をリアルな体験談で伝えていきます。何度だってチャレンジできる。