「転職しようと思ってるけど、どの業界がいいのかわからない」

設備保全エンジニアとして働いていた私は、ある時そんな悩みを抱えていました。転職先を決めるのに、AIを使うという発想はそれまで持っていませんでした。でも実際にやってみたら、これが思いのほか役に立った。

この記事では、私が実際に経験した「AIを使った転職活動のリアル」をそのままお伝えします。

なぜAIを使おうと思ったのか

転職活動を始めたとき、最初は普通に転職サイトを見ていました。でも正直、情報が多すぎてどこから手をつければいいかわからなかった。

「設備保全の経験を活かせる業界ってどこ?」
「給与水準は今と変わらないのか?」
「この業界、10年後も安定してる?」

こういった疑問を一つ一つ調べていくのが大変で、時間ばかりかかっていました。そこで試しにAIに聞いてみたのが始まりです。

AIに何を聞いたか

主に以下の3つを調べました。

① 業界の給与水準の比較

「設備保全エンジニアが転職できる業界の給与水準を教えてほしい」と聞くと、複数の業界をまとめて整理してくれました。自分で調べると何時間もかかるような内容が、数分で手に入る。

特に助かったのは「現職と転職先候補の比較」です。自分の今の給与と照らし合わせて、「これは上がる・これは変わらない・これは下がるかも」という判断ができました。

② 業界の将来性・長期的な展望

「〇〇業界は10年後どうなる?設備保全の需要はあるか?」といった、長期的な視点での質問もできます。

自動車業界はEV化で大きく変わることが見込まれます。半導体業界は需要が拡大傾向にある。こういった業界全体の流れを、わかりやすく整理してもらいました。

③ 現職と転職先の具体的な比較

「現職(〇〇業界)と転職先候補(△△業界)を設備保全エンジニアの観点で比較してほしい」という聞き方もできます。

仕事内容・スキルの活かし方・将来性・働き方の違いなどを表形式でまとめてもらうと、頭の中が整理されました。

実際に使ってみてよかったこと

よかった点は大きく3つあります。

情報収集の時間が大幅に短縮できた

いちばん助かったのはこれです。転職活動中は仕事しながら調べものをするので、時間が本当にありません。AIに聞けば、複数の情報をまとめて整理してくれるので、調べる時間が体感で3分の1くらいになりました。

何度聞き直しても嫌な顔をしない

転職エージェントに同じ質問を何度もするのは気が引けますよね。でもAIは何回でも聞き直せます。「さっきと違う業界で同じ比較をしてほしい」「もう少し詳しく教えて」と何度リクエストしても、いちから丁寧に答えてくれます。

面接の準備にも使えた

業界のトレンドを把握しておくと、面接でこういった活用ができます。

  • 「御社が力を入れている〇〇について、私はこう考えています」という発言ができる
  • 「この業界の課題は〇〇だと理解していますが…」という質問ができる

AIで調べた業界知識が、面接での会話のタネになりました。また、応募書類の「志望動機」や「自己PR」を考えるときも、業界の特徴を踏まえた内容にできました。

失敗したこと・注意点

正直に言うと、うまくいかなかったこともあります。

AIの情報は「最新」ではないことがある

AIは学習データの時点での情報を持っています。「去年の話」や「最近変わった話」は不正確なこともありました。給与水準などのリアルタイムな数字は、転職サイトやエージェントでも確認するのがおすすめです。

「自分の経験・スキル」の評価はできない

「私のスキルで〇〇業界に転職できますか?」という質問は、AIには答えられません。自分の市場価値は、転職エージェントや面接を通じて確認する必要があります。

AIはあくまで「調べる・整理する」ツール。最終判断は自分でする必要があります。

私が転職先を決めた3つの理由

最終的に転職先を選んだ決め手は3つでした。

① 業界が大きく変わる転換期で、グローバルに活動している企業だった

業界のトレンドと企業の方向性が合っていると感じました。「ここで得られる経験は、将来どこでも使える」と判断しました。

② 給与はほぼ同水準で、労働時間が減った

お金は下げたくないけど、もっと自分の時間も欲しかった。その両方が実現できる選択肢でした。

③ 自分のスキルをさらに広げられる環境だった

今の業界だけでなく、もっと幅広い設備・機械に関われる環境に変えたかった。スキルの幅が広がれば、将来の選択肢も広がります。

この3つをAIで情報収集しながら整理したことで、「なんとなくいい気がする」ではなく「これだから選んだ」と自分の言葉で説明できるようになりました。

まとめ

AIを使った転職活動で、私が感じたことを一言でまとめると「情報整理のスピードが上がり、判断に自信が持てた」です。

転職活動中は情報が多すぎて迷いやすいですが、AIを使うことで頭の中を整理しやすくなります。

ただし、AIは「調べる・整理する」補助ツールです。最終的な判断は自分でする必要がありますし、自分の経験・スキルの市場価値はエージェントや面接で確認する必要があります。

うまく使い分けることで、転職活動がグッと楽になります。設備保全エンジニアとして転職を考えている方は、ぜひ試してみてください。

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転職活動5回経験済み。失敗もしたけど、諦めずに動き続けた結果、理想のキャリアを掴めました。「転職は怖くない」をリアルな体験談で伝えていきます。何度だってチャレンジできる。